トキノツバサ

生き様を綴ってます

この歌は 涙を隠しながら 誰かの背中を押すために

ナナシスの3rdライブ、「Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live 17'→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe」に行ってきました。
3公演と自分の中では経験したことのないものだったのですが、季節柄、仕事や仕事が忙しくその実感が直前までなく、ナナシス初のアニメーション作品を手に入れたのもライブの前日という、果たして自分はこの2日間楽しむことができるのだろうかと正直心配でした。
当日は18時開演と余裕があったので、前日はちょっと夜更かしをしてハルカゼのBDや過去のパンフ等を眺めていました。

 

その中の一つ、2014年の10月に発行された(1stで再版)公式同人誌「ハジマリノヒノスコシマエ」で、茂木総監督は「ナナシスは涙を隠しながら誰かを応援する物語です」とコメントしています。そう、今回のハルカゼのキャッチコピーにもなっている言葉です。今回の「ハルカゼ」は777の一つの新曲という側面だけでなく、最初から貫いてきたナナシスの物語を形にしたものなんだなと感じました。
公式同人誌がどれだけ普及しているのか分かりませんが、最後のページにハルとニコルのシーンがあるのですが、ここにハルカゼに通じるメッセージが隠されていたと思うと・・・

 

さて、ライブの話です。
セブンスに圧倒され、777で盛り上がり、Le☆S☆Caに魅了され、4Uで弾けたライブだったのですが、予想もしない衝撃に襲われたのはその後、今回のライブで初登場したThe QUEEN of PURPLEです。
500期待していて200000で返ってくると、人ってダメになりますね。込み上げてくるものが止まる気配がありません。汗より涙のが染みついているんじゃないかってくらいタオルに助けられました。泣き崩れるってこういうことなのか。
自分の身に何が起きたのか理解できず、たぶん1分くらいは立ち上がるのに精一杯だったと思います。そしてムラサキ以外のみんなも歌ってる・・。マツリさんマジマツリさん。いやぁすごくヤバい(また崩れる)。

 

そんなわけで、土曜夜はそれまでに何をやっていたか、その後に何をやったのか記憶にないくらいQoPに全て持って行かれたので、正直なところQoPすげえ、すげえよQoPくらいの感想しかでてこなく、ちょっともったいない感じではありました。
日曜は展開が読めているのでそこまでの衝撃はなかったのですが、それでも来るものはありましたね。

 

腰の低いFUNBARE唯にゃんを目視で確認して、今回の目玉でもある「ハルカゼ」へ。
ゲームの最初のエピソードが出てきてもうこの時点でアウト。ライトをピンクにして振ろうと思うも後半は聞き入ってしまい最後はスタンディングオベーション(いやもう立ってるけど)。
そしてラストは「Star☆Glitter」。ハルカゼからのこの流れは反則です。誰かがやろうと言ったわけでもなく自然と出てくるサビでの振りコピ。2階席から見るナナシスカラーの一体感も素敵な景色でした。


スタグリはナナシスの「最初の想い」を大切にしているんだなと再認識させてくれる最初の一曲です。その想いはハルカゼにも通じるものがあります。かつてニコルたちがそうしたように、今度はハルたちが誰かの背中を押す。なんて素敵な物語なんでしょう。

 

感動の二日間をありがとうございました。