トキノツバサ

生き様を綴ってます

500系エヴァ新幹線

先月の話にはなってしまいますが、JR西日本が運行しているエヴァンゲリオンをデザインした500系新幹線「500 TYPE EVA」に乗ってきました。

www.500type-eva.jp

 

2017年の3月まで運行するということでしたので、そんなに焦る必要はなかったのですが、ひょんなことから九州へ行く機会があり、平日に休むこともできましたので、これを機に乗ることにしました。運行スケジュールは博多を朝に出る新大阪行きこだま号と、その折り返しの新大阪をお昼に出る博多行きこだま号の一往復です。

 

ただ乗りに行くのも面白くありませんね。思いついたのがこちら。

 

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そう、きっと誰もが一度はやりたくなる「こだま号で東京から博多」まで。

券面に印字してあるとおり、東京を朝の6:56に出発し、途中新大阪で32分の乗り継ぎを経て、終点博多には夕方16:07の到着です。

パッと時刻表を見て、早そうなのぞみ号で所要時間4時間47分、値段は一緒。飛行機だと2時間弱で先得等利用すればこれよりも安いです。

しかし今回を逃したら、こんな乗り方一生できないぞと自分に言い聞かせ、起きている時間の半分を新幹線の中で過ごす贅沢な一日を送ることを決意しました。

 

本題はエヴァ新幹線。こだま号を乗りつぶすのはおまけに過ぎないのです。

最初のこだま号を新大阪で下車し、20番線にやってくるお目当ての新幹線。平日だというのにカメラやスマホを構える人が多かったですね。紫の車体がひときわ目立ちます。

 

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写真を撮ったりしていたらいい時間になったので、売店で弁当を買い(東京駅でも買ったような・・・)新幹線に乗り込みます。

新大阪駅を定刻に発車、流れる車内メロディーはいい日旅立・・残酷な天使のテーゼでした!エヴァと言ったらこれしかありませんね。

 

www.youtube.com

 

さて、エヴァ新幹線のもう一つの特徴は、1号車の「展示・体験ルーム」と「実物大コックピット搭乗体験」です。こちらは予約制となっており*1JR西日本のサイトから申し込むか(抽選)、専用の旅行商品に申し込む必要があります。

平日に乗りたかったのもこの為です。どれくらいの当選確率か分からなかったので、人気の無さそうな新岩国~徳山間で申し込みました。結果は見事当選。無事搭乗体験に参加することができました。

 

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アテンダントのお姉さんに引率されて入室した1号車はこんな感じでした。

全部貼ってしまうと面白くありませんので、ぜひ自分の目でお確かめください。新幹線の中にいる感覚ではありませんでしたね。

 

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これがコックピット。ちょっとしたゲーム?ができます。

 

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ちなみに、2号車自由席もエヴァ仕様となっていました。500系の指定席は座席が2+2の4列に改造されていますが、自由席は従来通り3+2の5列ですので、長時間乗車するのにはあまりオススメできません。乗るなら旧グリーン車の6号車です。

 

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こだま号なので、速達列車の通過待ち合わせがしばしば行われます。東海道区間とは違い、駅によっては10分以上停車することもあります。そうなると列車を降りて反対側のホームから写真を撮るのも余裕です。ホームドアもありませんし。

 

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この丸みを帯びたシルエットはいつ見てもかっこいいですね。

 

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気づけば関門海峡を越え九州へ。東京から9時間あまりの長旅も終わりを迎えようとしていました。延々とこだま号に乗ることは今後は無いようにしたいものです。

 

~おまけ~

このこだま号は、博多到着後引き続き博多南行きとなりますので、真のコンプリート?を目指すのであればそのまま乗り続けるのがいいかもしれません。

 

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*1:3/15~は入室するだけなら予約はいらなくなるそうです